5:00までを要約
カタカナ表記の部分はヒンディ語読みを記しています。サンスクリット語と読み方や表記の規則が一部変わるため、さらに確認したい方はカタカナ用語の横に併記しているデーヴァナーガーリー文字で検索してください。
(00:00)
ラーム ラーム、私の名前はアーディッティヤです。グラハ ラクシャナ ジョーティシュへようこそ。
この動画では、パンチャーング(पंचांग)の 5 番目で最後の部分であるカラン(करण または“カラナ”)について学びます。ヨーガについての動画でパンチャーンガの5つのパートについて前に説明しました。
ワール(वार)
ティティ(तिथि)
ナクシャトラ(नक्षत्र)
ヨーガ(योग)
カラン(करण)
カラナ以外の残りの4つに関する動画は、概要欄と iボタンからリンクがあります。パンチャーングの動画のプレイリストにあります。ここを見てください。
カラナを知る前に、ティティを明確に知っておく必要があります。
■ティティ(तिथि)とは?ティティの活用。
過去記事
(0:30)
まず、これが太陽、これが地球、そしてこれが月。
ティティについての動画で、太陽と月の度数の差がゼロになる時アマーワスヤー(अमावस्या)が起こるとお伝えしました。
そして、月は30日で新月から次の新月までを移動します。そのため、この距離を30等分します。
そして、この30個の等しい部分がティティヤーン(ティティの複数形)と呼ばれるものです。
うち15のティティはシュクラ パクシャ(शुक्ल पक्ष )と呼ばれ、のこり15のティティはクリシュナ パクシャ(कृष्ण पक्ष)と呼ばれます。
そして、360度を30等分すると、1ティティ当たり12度になります。つまり、1ティティの最大は12 度になります。
この360度の円を30ではなく60等分に分割すると、1当たり6度になります。
(01:20)
そしてこの60の分割こそがカラナなのです。
これら60個のカラナをこのように表記することもできます。
簡単に言うと、ティティの半分がカランと呼ばれます。
1つのティティに2つのカラナがあります。
1ティティが12度ですから、カラナの度数は6度になります。
動画で、月の経度から太陽の経度を引いて、それを12で割るとティティが算出されると言いました。カラナを求めるには、12ではなく6で割るだけです。
(02:05)
その動画をご覧になった方には、太陽と月の経度を度数に変換する方法を再度説明する必要はありません。今、値を入力してみましょう。
95-10=85
85を6で割ると14.1666
ここで小数点以下を削除して1を追加すると答えは15になります。
さて、この表には15が示されています。
これはシュクラ パクシャのアシュタミー(अष्टमी)の前半です。
この例では、太陽の角度が月よりも大きい場合はどうすればよいのでしょうか。この状態では(月の経度に)360度プラスするだけでいいのです。
(02:45)
यह सबसे पहला करण है
उसके बाद बव उसके बाद बालव उसके बाद कौलव उसके बाद टैटल उसके बाद गरि ज उसके बाद वनिज और फिर विस्ती करण आता है और विस्ती के बाद फिर से बव बालव कलब इनका सेट चलता रहता है
値を入れてみましょう。
10+360=370
370-95=275
275を6で割ると45.8333
点を取り除いて1を加えると46。
この表の46には、クリシュナ パクシャのアシュタミーティティの後半であるカォラヴァ カラナ(कौलव करण Kaulava Karan)が表示されています。
さて、シュクラ・パクシャのプラティパダー ティティ(प्रतिपदा तिथि)の前半では、太陽と月の間の距離が 0 度から6 度の間に最初のカラナがあります。 それはキンストゥグナ (किंस्तुघ्न/Kimstughna) カラナです。それが始めのカラナです。
その後は
バヴァ(बव)
バーラヴァ(बालव)
カォラヴァ(कौलव)
タェティル(तैतिल ) ←【注 この動画ではTaitulaと表示されている】
ガル(गर)←【注 この動画ではGarijaと表示されている】
ヴァニジャ(वणिज)
ヴィシュティ(विष्टि)
その後は再びバヴァ、バーラヴァ、カォラヴァ・・、と繰り返されます。
(03:35)
さて、これらの7種のカラナは何度も繰り返し、8サイクルまでいきました。
しかし、
シャクニ(शकुनि)
チャトゥシュパダ( चतुष्पद )
ナーガ( नाग)
キンストゥグナ(किंस्तुघ्न)は1回しか現れません。
そのため、バヴァ、バーラヴァ、カォラヴァ、タイティル、ガル、ヴァニジャ、ヴィシュティはチャル(चर)、つまり動くカラナと呼ばれています。
そして、一回しか現れなかったシャクニ 、チャトゥシュパダ、キントゥグナ、ナーガは動かないので、スティル(स्थिर)、つまり固定されたカラナと呼ばれます。
さて、カラナの特性と用途についていくつか議論しましょう。まずはカラナの別名について知っておきましょう。
Garijaはガル(घर)
ヴァニジャ(वणिज/ Vanija) をVanikとも呼びます。
ヴィシュティはバドラー(*भद्रा/Bhadra)とも呼ばれます。
*メモ
バドラーは太陽神の子であり、土星神の姉妹である。バドラーの時にプージャや縁起に関する行事はしてはならないとされる。
(04:21)
はい、これはラクシャーバンダン(रक्षा बंधन)でよく聞く「バドラーが始まったので、この時点でラーキーを結ぶべきではない」というバドラーと同じ用語です。
ラクシャーバンダンは毎年シュラーヴァン月(श्रावण मास)の満月の日に祝われます。
そして、プールニマーの前半はヴィシュティ・カラナ、つまりバドラーと呼ばれます。
この時点で太陽と月の間には168度から174度の差があるのですが、なぜバドラーはそれほど悪いと考えられているのでしょうか?
これをさらに理解し、それぞれのカラナが 1 つの神と関連付けられていることを見てみましょう。
それぞれのカラナの性質は神々の性質を通して知られており、例えばヴィシュティ、すなわちバドラーはヤマ自身です。
(05:00)
ヤムラージ(यमराज)の性質は残酷です。ヤムラージ自身が死神であるため、バドラーで縁起の良い仕事をしようとしても、その仕事も死に終わります。
そして、ラクシャーバンダンでは、兄弟は妹を守ると誓います。
したがって、この時期にラーキーを結ぶ儀式が行われると、何らかの理由で兄は妹を守るという誓いを果たすことができなくなります。